酒の墓標7

 海童 祝の赤
 濱田酒造<鹿児島>

 濱田酒造は海童シリーズだけでも何種類か出してます。(その他にも薩摩富士とか)その中でももっともポピュラーでコンビニなんかでも手に入る祝の赤です。そのキワモノっぽいビンの色と(フィルムコート)値段の安さから、侮りがちですが、どうしてこいつがなかなかの味です。それほど強くはないものの、芋の香りもそこそこあります。寝酒とか、日常の酒としては結構好きかも。

SpecialThanx:まめ

 国華 手造り古酒
 津嘉山酒造<沖縄> (名護)

 まめのイチオシ!それほどガツン的なインパクトはありませんが、(あるよ!という人もいる)何だか飲んだ後の引き際に吟醸酒のような香りを引きずります。多分、エステル香だと思うのですが、ポイントはろ過関係にあるのかもしれません。なかなか、はまる人ははまるタイプだと思いますが、だからと言って特に苦手ってこともない、ある意味よくできた酒だと思います。

SpecialThanx:まめ

 天孫降臨
 神楽酒造(宮崎県)

 芋です。黄金千貫らしいです。芋の甘い香りがします。でも、くせはほとんど感じさせず、マイルドアンドスムース系でしょうか。おかげで、ほとんどの食べ物に合います。いわゆる、毎日飲んでも飲み飽きない系の焼酎ですね。個性系が比較的好きな岡星も、こういうマイルドさは好きです。イメージ的には春っぽいかんじかな。ロックに合います。

 よなよなエール
 ヤッホーブルーイング(長野)

 世界が認めたらしいぞ。何かいろいろ賞をもらってるらしいぞ。とかはほっといたとしても、なかなか期待以上のエールっぷり。つまり、色は濃く、香りが凄くたっている。
 最初のあたりは、甘めでコクが感じられるが、のどごしあたりに独特の苦味が走ります。それが決していやな苦味ではなく。あービール飲んだーって感じです。食べ物とのマッチングは濃い目か油が若干多い方がいいと思うけど、寝る前にゆっくり味わう方があってる気がします。

SpecialThanx:まめ

 

 Hardy's Nottage Hill
 Australia

 いわゆる果実感があるワインです。安ワインの部類に入るのですが、そこそこボディもしっかりしてます。それほど主張は強くないように感じますが、スパイシー系な香りもまずまずです。
 食べ物はほとんど選ばないと思いますが、人によっては若干甘いと思うかも。

 Chiroubles <France>

華やか系です。ボディは渋すぎない程度にしっかりしてます。果実っぽいってより、割に花っぽい香りがします。岡星個人としては以外に酢飯とかとも合うような気がするので、同じく香りものでまぐろやかつおの寿司とかとも相性がいいような気がしました。

SpecialThanx::よしざる

 さつま白波 黒麹仕込み
 薩摩酒造 (鹿児島)

 いわずと知れた、さつま白波。世の中の黒ブームに乗っかった感はありますが、さすがにはずすようなことはなく、普通の白波に比べても、香り、こくが増してるような気がします。というか、異種になってるのか?最初に、芋焼酎でこれが広まってれば、今の焼酎嫌いな人たちはいなかったかも知れません。(藁)そのくらい、マイルドな感じがします。黒伊佐錦と似てるようなかんじもありますな。

 久米島
 米島酒造所 (久米島)

 普通の泡盛です。久米島には二つの酒造所があります。ひとつは言わずと知れた久米仙。もうひとつがこいつです。一時期、久米島以外で飲めない幻の酒みたいなことが言われてました。ここの酒造所に行き社長に直接聞いたところ、「たくさん作るのは暑いし難儀だねえ」と言ってました。(藁)単にめんどくさいみたいです(爆)
 しかし、久米仙の洗練されてるものとは違って、独特のパンチというか、泡盛臭さみたいなものがあり、岡星的には、結構好きだったりします。

 里の曙
 町田酒造 (奄美)

 黒糖焼酎です。岡星的には黒糖焼酎は結構好きです。あんまりはずしたこともないし・・・。別に味が甘いとか言うことはないです。さすがに香りは黒糖特有の香りがするので、甘い気がしますが、そういうわけで、繊細な和食とかには、マッチング今ひとつかも知れません。もっと、油っぽいもの(例えば、豚とか焼き鳥とか、魚だとかつおとか)には、なかなか好マッチングだと思います。(まあ、黒糖全般にそうなのですが・・・)やはり、地の肴に地の酒ってことですね。

 アップルエール
 北海道ビール (北海道)

 一見ゲテモノ系のビールかなとも思いましたが、いやいや、なかなかどうして、酸味が結構マッチしてて、昼飲みビールとしては結構悪くない。食べ物との相性を言われると?な部分もありますが、岡星的にはアリ。
 酒は肴とあわせて云々と言うのも持論ですが、TPOに応じて、ってのも持論ですから(ただ、酒好きなだけジャン>俺)。夏場というより、冬に暖房の効いた部屋でゆっくり飲むってのがいいかも知んない。

 伊達政宗麦酒
 長沼環境開発株式会社
 (宮城県)

 いわゆる非加熱処理系のビールです。銀河高原系の独特の香りはあります。どっちかってえと、銀河高原の白のイメージに近いかな?まあ、そこにフルーティというか若干ながら甘めの香りがします。後味はヒキがいいので、ケロッと飲んじゃいます。

 

 恋のオランダ坂
 長崎大島醸造 (長崎)

 何ともな名前のビールです。(藁)と思ってたら、この会社同じ名前の芋焼酎も出してます(爆)あ、ちなみに名前に反して、デュンケルタイプの正統な濃厚な味わいでした。色も黒?って感じに濃いし、切れもいい。
 ただ、普通にいろいろ並んでたら果たしてこれを選ぶかと・・・。(いや、あくまで名前ね)まあ、安心して買っていいですよ。(藁)

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