酒の墓標4

 黒麹仕込 神作の詩            <日本>

 会社の近所の普通の居酒屋“四国”で普通にボトルで入れる焼酎なのですが、昨今の焼酎人気のおかげでだいぶ裾野が広がってるのは、確かなようです。
 結構、自然な感じの甘さがあります。まあ、たかがといえばたかがですが、以前のどこに行っても甲類だらけの状況に比べれば全然いいです。さらに言うならJINRO嫌いの岡星としてはこういう焼酎がいろいろ普及してくれるとうれしいです。

 サントリー白州東蒸留所            <日本>

 おなじみ“白州”のモトです。こいつは白州工場に行かないと買えません。そのほかにも何種か、工場に行かないと買えないものがあるんですが、どれもブレンド前のものなんでどちらかといえばワイルドです。(それでも十分マイルドなんだけどね)ビンが小さいので大事に大事に飲みませう。
 もひとつおすすめとしては、同じところに売ってるテイスティンググラスです。最近CMにも出てるんで目ざとい人は発見してると思いますが、大きさといい、形といい値段の割りになかなか良いです。

 マッカラン 12年                  <イギリス>

 こいつについても特にコメントは必要ありますまい。まあ、スコッチにしてもシングルモルトにしても、人によって好き嫌いがあるとは思いますが、まずこいつを嫌いだという人は少ないでしょう。ある意味では非常に日本人好みな味であり、いわゆる美味いウイスキーの味。
 贅沢を言うなら、12年より15年が美味いし、21年なんてそりゃあもう・・・。的に見事に年数とともに美味くなってゆく酒のひとつって感じでしょうか。

 ジョニーウオーカー グリーンラベル      <イギリス>

 これまたおなじみジョニーウオーカーです。メーカーで言うなら確かハイラムだったな・・・。
 最近、シリーズが軒並み値下がりしちゃったもんで、ありがたみが薄くなってますが、岡星は赤も黒も好きです。
 昔は黒だってサイドボードにオールドパーあたりとともに大事にしまってあったのになあ・・・。大体、ジョニ黒とかジョニ赤とか最近言わないねえ。(無論ジョニ緑とは言わん!)
 マイルドです。飲みやすく、しかも深〜いところに美味さとやさしさがあります。何となーくいい人だなーと思ってたらほんとにいい人だったってところでしょうか。(何?)

 

 ヒューガルデン             <ベルギー>

 別名、禁断の果実。それでこの仰々しいラベルになってます。
 色は、かなり濃く褐色ですが苦味はあまり感じられず、むしろ濃い甘みを感じます。
 つまみなしでも黙々と飲めるタイプでしょうか?でも濃いので量はあんまり飲めないかも・・・。

 

 

 エーデルピルス <日本>

 以前は結構いろんなところで見かけたような気もします。うわさによると、ホップの使用量が高く原価率が非常に高くつくことと、鮮度の維持が難しいことなどにより飲めるところは限られるようです。
 すごく苦味が強いです。どちらかといえばチェコあたりのビールに似てるような気もします。
 大人のビールといっても過言ではありますまい。

*生だったんで亡骸がないのです。

 

 嶋自慢 長期熟成 <日本>

 麦焼酎です。めずらしいのは新島の焼酎ってこと。長期熟成タイプなので若干ながら色が着いてました。
 不思議と味は芋っぽいような風味があります。マイルド風味になっていながらもそこに個性があるのは恐らく“くさや”なんかを肴にすることを前提にしてるせいかもしれません。
 つくづく、酒は地の物と地の物の取り合わせなのだな。と思います。

Special Thanx:石川さん
(しかも会社にて)

 

 番外編

 ホッピー <日本>

 番外編ではありますが、こいつを買って家で飲むことはまずありえないと思われ特別に店で撮らせてもらった。
 最近、巷にこの55周年記念復刻ボトルが出回ってますが、飲み比べると明らかに味が違う!それよりも何よりも復刻版の方は30ml少なあい。
 しかもラベルに年表が載ってるんだけど2002年55周年で終わってない。2047年にHappyHoppy100Year!と未来の年表まで書いてあるのが結構笑える。
 あと“コクカ飲料”だったのがホッピービバレッジに変わってたりするのも未来に対する意気込みか!?

  玉友 甕仕込み 五年古酒

 五年物の古酒です。なあんだ五年かぁ・・・。とか言いがちですが、きちっと甕で仕込んでるのはそれほど多くはないらしい。
 まだ若いだけに結構暴れます。でも、やな暴れ方じゃない。節度を持った元気の良さとでも言いますか・・・。育ちの良さが見え隠れしてるって感じでしょうか?
 寝かしておとなしくなりゃいいってもんじゃないってことですな。泡盛っぽさはこのくらいの方が良いかもしんない。っつか、泡盛大好きな人にはこれくらいじゃないとって気もします。

Special Thanx:やなぼー
(これまた会社にて)

 

 銀河高原ビール           ドイツクラシック

 結構すきずきははっきりしてるみたいだけどな、俺はこういうビールも好きさ。経営上はかなりやばいみたいだけど、何とかがんばって欲しいもんです。
エビスとかもそうだったけど、こういうビールはみんなで保護していかないと日本人の酒飲みとしての沽券にかかわる問題だと思うんだよね。
 ケースバイケースだとは思うけど、いろんなシチュエーションでそれぞれベストに楽しめるビールの可能性っつーの?
 ワインほどじゃなくても、選択肢はあったほうが絶対いいと思う。

 

 ラ カチャトーラ バルベーラ     ダスティ     (イタリア)

 これまた安ワインです。ビンにプレスラインがガッチリ入ってたりします。
  しかし、生意気に通し番号が入ってたりします。値段の割りにというか、イタリアワインの割りにというか、結構ヘビー目だったりするんで、 肉料理全般にはとっても合うような気がします。
 普通に、ダイエーやマルエツあたりでも売ってるんで買い物ついでにお勧め!

 

 

 BOWMORE 12Years

 とくに説明は要らない酒。シングルモルト、Islayといえば確実にその名は出てきます。
 ボトリングしてる所や、輸入してる業者の関係でいろんな年代やいろんなラベルが存在しています。個人的にはこのガラスに直のかもめボトルが好きです。
 シングルモルトの中でも、そこそこ癖がありそこそこ飲みやすいもののひとつではないでしょうか?
 岡星的に、ほのかに甘いほのかにピート臭ってかんじでラフロイグあたりより好きです。

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