酒の墓標3

CREMANT DE LOIRE
  <フランス>

 シャンパンじゃなくて発泡酒になるんですが(フランスだけどシャンパーニュ地方産じゃないんで)わりに切れがいい系でうまかったっす。食べ物との相性も結構良かったりします。
 ところで本来この類のお酒をして“発泡酒”と呼んでいた訳ですが、最近、急速に出てきた“発泡酒”=インチキビールのおかげでその響きがイメージダウンのような気がします。
 もっとも、だからといってスプマンテ(イタリア?)とかそういった呼び方は日本では恐らく定着することは無いでしょう。

SpecialThanx まめ

ムスカ・ドゥ・ディエップ 
<フランス>

 見ての通りシードルです。でもたまーに飲みたくなることない?なんか低アルコールな、でもジュースじゃないよーな。(とかいって度数でいったらビールより上だったりする。)
 でも、さすが本場もの。なんか丸ごとりんご!ってかんじがみっしりします。多分りんご嫌いの人は絶対無理ってな匂いがします。

ビーフィータ 
<イギリス>

 特に語る必要もなしか。夏場は冷凍庫でトロトロにしといて、風呂上りにやるってかんじです。学生のころジンのにおいが好きで、髭剃り後に顔につけたり、トニック代わりに頭に降ったりしてました。オレンジピールの香りと松やにの香りで気持ちがしまります。
 でも、この狂牛病騒ぎの中こいつのネーミングって・・・。

プレイボーイチャンネル
<日本>

 わはは。見るからにまずそうでしょ?少なくとも普通のお酒が入ってるとは普通思わないわなア。ところが、中身は完璧にちゃんとしたお酒なのです。しかも、飲んでみるとこれが結構いける。ってゆーかむしろ美味い!
 まあ、買おうと思っても買えるもんじゃないんで中身のほうをおぼえとけばいいんですけどね。
 中身は秋田の純米吟醸福小町

SpecialThanx えみりん

 シードル(プルミエール) 
<日本>

 ご存知ニッカのシードルです。でもこいつは普通のやつよりちょっとお高い。その分、ものすごく上品に仕上がってます。まさに、その名の通りプルミエール(プレミア)です。
 特に、上にある本場シードルと比べても向こうは皮つき、こっちは実だけ。向こうはきっと種も芯も、こっちは実だけ。ってぐらいスキットさんです。
 ぜひ、昼間にでも飲んでみることを薦めます。(とくに春とか秋とか)

西條鶴 純米生酒 
<広島>

 結構、濃いです。冷やして飲む分にはOKなんだけど、ぬるくなってくるとその濃さが結構来ます。方向性が純米大吟醸のほうへ向いてるのかもしれません。まあ、一般的な和食ならOKでしょう。(ひらめとか白身系の刺身には向かないかも知んない。)

SpecialThanx GO:10

  樽平 純米大吟醸
<山形>

 ん。最近、濃い系統の日本酒って流行なのかな。まあ、こんだけいろいろいい米使ってさらに磨きこんでるんだから「どーだー!」と言いたい気持ちもわからんではありません。刺身でもぶりとかはまちぐらい持ってこないと負けちまいそうです。でも、さすがに山形の酒屋でまめが“これ!”と言われただけのことはあると思います

SpecialThanx まめ

 キャプテン・モルガン
<プエルト・リコ>

 夏のジンに対し、冬はラムです。ホットバタード・ラムに良し、寝る前にカフェオレ作ってどぼどぼ入れて飲むのも好きです。こいつのほかのラムとの違いは、しいて言うならクリーミィな香り。スパーシーな味。ってとこでしょうか。案外ラムも産地別にこだわると奥が深いようなのでちょっとはまってみるのもいいかも・・・。

NO・NO PRIVATE WINE
<山梨>

 これは、石和にある焼肉屋さんNO・NOのオリジナル(ってゆーかマンズワイン謹製ね)先入観を捨てて飲んでみると結構いけます。っていわれても市販はしてません。NO・NOで焼肉とともに頼んでください。

SpecialThanx えみりんのおばさん

 River Crest
<アメリカ>

 こいつも、ごく普通にスーパーあたりで売ってる安ワインです。カベルネソービニヨンです。まあ、最初はほとんど期待もしないで飲んでみたのですが、なかなかいい渋みとベリー系の香りを持ってます。鶏肉のソテーと合わせてみたんですが、とってもいい感じでマッチングしてました。

 ルバイアート甲州シュールリー
  <日本>

 ご存知美味しんぼで山岡士郎はじめ海原雄山も絶賛のワインです。
 いわゆる甲府ワインってのであんまり美味いのに当たった事が無いと思ってた岡星ですが、基本的に甲州種の葡萄を使ったワインってえのは、白ワインしかないんだそうです。
 さて、こいつは岡星にしては珍しくあまり安くも無くしかもメジャー線っていう路線なんですが、美味い。甘くなく適当なところで引いてゆく余韻とでも言うんでしょうか。日本酒と同じ肴でも軽々こなしてしまう懐の深さとでも言うんでしょうか・・・。
 ちなみに、毎年1300本の限定生産ですから、見つけた人は即買い!

甲州 白 辛口 
  <日本>

 んー。値段の割には結構ドライでいけると思います。ただ、名前がこれだけだし、山梨のワインでラベルに甲州って書いてあるのはた〜くさんあるんで困ります。
 名前同様デザインでも絶対損してます。だって、“自家製”とか書いてあるし(笑)
 でも、山梨に行って赤を飲もうとするからがっかりするんだよ。甲州種は白。へんなドイツワイン飲むくらいなら、絶対いい。

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